広告計画総合支援システムMARSを活用した
スポットCMのプランニング
テレビCMドットコムでは、広告計画総合支援システムMARSを活用したスポットCMのプランニングを行っています。
MARSは、全1,000以上のセグメント項目から商品・サービスにフィットしたターゲット設定を可能とし、広告到達レベルまでシミュレーションが可能です。
広告計画総合支援システムMARSの特長
- 様々な条件でのターゲット設定が可能
- 番組視聴率ベースではなく、広告到達ベースでのシミュレーション・分析が可能
- テレビ広告だけでなく、新聞・雑誌・ラジオ・交通広告のクロスメディア分析が可能
テレビ視聴率分析では、8つのターゲット区分・番組視聴率ベースの分析となるところを、
MARSではより詳細なターゲット設定と広告到達ベースでのシミュレーションができることが最大の魅力と言えます。
広告計画総合支援システム MARS | |
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ターゲット区分 | 全1,000項目以上から自由にターゲティング可 |
クロスメディア分析 | テレビ・新聞・雑誌・ラジオ・交通広告を同一指標でシミュレート可能 |
サンプリング時点のデータとなるため、直近のデータを重視する場合はテレビ視聴率データによるプランニング手法もご覧ください。
メディアプランニング例
ターゲット設定と分析テーマ
ターゲット:30代~40代の幼稚園児・保育園児を持つ母親でダイエットに関心がある層
ターゲット設定
- 年齢・性別:30歳~49歳の女性
- 職業:主婦
- 子供の属性:幼稚園・保育園に通っている
- 健康に関する意識:ダイエットに関心がある
分析テーマ
- ターゲットの視聴ボリュームが多いスポットCMの展開パターンをコスト効率も考慮して選定する
- 絞り込んだ展開パターンを広告到達ベースでシミュレートする
ターゲットのテレビ視聴傾向を分析
まずは、ターゲットがどの時間帯にテレビを視聴している傾向にあるかを俯瞰してみます。
左が地上波累計のターゲット視聴率で、右が個人全体視聴率をターゲット視聴率で割ったターゲットインデックスとなります。ターゲットインデックスは、個人全体と比較した際のターゲットの視聴傾向の強さを示しています。
※スコア:ターゲットの番組視聴率
色の濃淡:番組視聴率から偏差値を算出し表現
※ターゲットインデックス:個人全体視聴率の数値にターゲット視聴率がどの程度含まれているかを測る指数
ターゲット視聴率は、平日の朝帯と土日も含めた19時~20時台、個人全体と比較すると、9時~13時台もテレビを視聴している傾向にあります。
MARSのライフスタイル分析(「好きなテレビ番組の種類」)でも、「情報バラエティー」や「幼児・子供向け番組」など、その時間帯に放映される番組が高いスコアを示しました。
分析テーマにあったテレビ局×展開パターンを選定
続いて、テレビ局(3局)×展開パターン(4つ)の12通りから、「ターゲットの視聴ボリュームが多く」「ターゲットに対するコスト効率も良い」展開パターンを選定します。
※推定ターゲットパーコストは、展開パターン別に全テレビ局同一の個人全体パーコストと仮定して算出しています。
※上記、表内の数値・金額はすべて架空の数値です。
- ターゲットの平均視聴率は、どの展開パターンもA局が突出
- 推定ターゲットパーコストもA局が良いスコアを示している
- 分析テーマにあった展開パターンは「A局の全日型/ヨの字型/コの字型」で、特に「ヨの字型」の平均視聴率が高い。
A局 ヨの字型を選定
広告到達効果をシミュレーション
選定したA局・ヨの字型の広告到達効果を予算100万円でシミュレートしてみます。
シミュレーションの結果、
- ターゲットの28.7% に広告が到達することが推定されます
- 広告の平均接触回数は1.06回と推定